ひよこ乳児保育園の生活発表会は、『大きくなったよ』というネーミングでしています。子どもたちがこ〜んなに大きくなったよと日頃の子どもたちの姿・成長を共に喜び合える場としています。

 子どもたちに発表会のための練習をさせるのではなく、普段の子どもたちの姿をよりよく見ていただけるように、自然な子どもたちの姿を見ていただけるように工夫しています。プレ1プレ2と園全体で2回通して遊び、子どもたちがのびのびした姿をより発揮できるように、保育環境などを職員会議で話合って当日を向えます。

ビデオ上映会
  いつもの登園のように子どもたちを受け入れ、保護者の方と別れます。子どもたちから保護者の姿が見えないように、画用紙で目隠しています。それでも子どもたちは、いつもと違う様子に変だなと感じながらもお友だちと遊び始めます。 おやつを食べて、出番がくるまで遊んで待ちます。
  保護者の方には、きりん組の部屋でビデオ上映を見ていただきます。ビデオの内容は、ひよこ乳児保育園で過ごす子どもたちの食事、排泄、遊びの様子を30分程度にクラスごとにまとめています。。狩野園長の発達や日頃の活動の解説つきです。 

りす組「ニコニコかわいいりすぐみさん」
子どもたちは、いちごの電車にグループごとに乗って登場。いつもと違う会場の雰囲気に固まる子もいますが、電車に乗っていることによって徐々に慣れて、保育士の歌や音楽に合わせ電車遊びを楽しむ子どもたちです。
一人ひとり名前を呼ばれると、手を上げたり、手をたたいたり、呼ばれた方に振り向いたり、子どもたちによってあらわし方は違っているけれど、意思表示がしっかりできました。その後、「ちーちこっこ」と「いとまきまき」の手遊びをしました。
一番前に、”いちご”がぶらぶらでてくると、さわりたい とりたい気持ちで、子どもたちは、電車から降りいちごをとりに行きます。その姿がとってもかわいくてかわいくて食べるまねをする子もいます。
いちごは、マラカスになっていて、音がでるんです。いちごのマラカスを振って、「アイアイ」に合せてリズム遊びをしました。

うさぎ組「た〜まごたまごがぱちんとわれて♪」
子どもたちのイメージやたまごを探したいという気持ちを膨らませるために、うさぎ組の部屋で「たまごのあかちゃん」の絵本を見ました。
うさぎ組の部屋からホールへたまごを探しに行きました。少しずつイメージを持ち始めたうさぎ組の子どもたちです。
かくれんぼやイナイナイバァーが大好きなうさぎ組の子どもたちです。木や葉っぱをめくって、あおむしやありなどでてくるのが楽しくて楽しくて!「あった」「あった」とあちこちめくっては、大喜びのうさぎ組です。
 
木の奥からでてきた大きなたまご。「でてこいでてこいでてこ〜い」「た〜まごたまごが・・・」でへびや恐竜がでてきました。当日初めてみたピカピカたまごに「わ〜〜〜」と目を輝かせていました。
「たまたまたまご」の体操をしました。いつもしている体操なので、音楽が始まると自然に体が動き出します。
箱遊びが大好きな子どもたち。自分のマークの箱を捜すと中に入り電車に見立てて遊びました。最後は、超特急で一人ひとり箱を押して帰りました。

きりん組「すてきなおしろ」
きりん組の一年間を振り返ってみて、子どもたちの好きなお話の中でも、「ちいさなおしろ」の紙芝居が一番人気でした。イメージする力・友だちといっしょに遊ぶことを楽しむ力もついてきました。たくさんの保護者の方々の前でがんばろうと思う気持ちも芽生えています。それでもいつもと違う雰囲気に緊張してしまう子もいました。
「ちいさなおしろ」にでてくる動物になりきって登場
ねずみのガリガリちゃん・かえるのクワックワッちゃん・うさぎのぴょんぴょんちゃん・おおかみのぎょろめちゃん
みんなかわいいでしょう
トントントン誰がすんでいるの?
わたし○○ちゃん
あなたはだぁれ
わたし○○ちゃん
いっしょにすみましょう!

子どもたち同士の楽しいやりとり。やりとり遊びが大好きなきりん組さん。普段は元気いっぱいのやりとりですが、当日は緊張して大きな声がでなくて、聞き取れなかったのが少し残念です。
最後、くまのおおあしちゃんの役は保育士がします。ちいさなおしろは動物たちでいっぱいなので、おしろに入れなくて屋根にのることになりました。くまのおおあしちゃんは、大きすぎてちいさなおしろは、こわれてしまいました。
もう一度おしろを作ることにしました。木を一人で運ぶ子や友だちといっしょに運ぶ子、みんなで積み上げ作りました。歌を歌ったり、かなづちトントンする子もいます。
新しいおしろの完成です。初めて見た新しいおしろに「できた できた」とうれしそうです。

お楽しみ会
子どもたちは、ホールの前の方に組ごとに座って、パネルシアター「ふしぎなたまご」をみました。


アンケートより感想